よくある質問
一般歯科Q&A
当院では治療の最終回にお口のクリーニングを行なっていますが、残念ながら、治療が終わると少しずつ歯石などの汚れが沈着していきます。きれいなお口の状態を維持するためには、半年~1年に一度は定期検診を兼ねてお口のクリーニングを受けられるのがベストです。
虫歯を引き起こす細菌は、歯の表面に付着した後、砂糖を栄養にして酸を出します。この酸で歯が溶かされ、穴が開いた状態を虫歯と呼びます。穴が大きくなってくると、冷たいものがしみたり、ズキズキ痛んだりします。
そのままにしておくと悪くなる一方ですので、歯に穴が開いていることを自覚されたなら、痛みがなくても早めに歯科医院を受診しましょう。
虫歯の原因
虫歯は実はいくつもの原因が重なって引き起こされる病気です。虫歯が成立するためには主に4つの条件が必要です。
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この4つの条件が揃ったときに虫歯になります。逆に言えば4つの条件が揃わないように工夫すれば虫歯にはならいということですね。 |
妊娠中は女性ホルモンの分泌量が増えるため歯ぐきが腫れやすくなります。歯ぐきの状態を改善させるためにも、妊娠したら早期に歯科医院でお口のチェックを受けましょう。治療が必要な場合は、通常妊娠4ヶ月以降安定期に行なったほうがいいです。
御心配であれば産科の主治医にお聞き下さい。
むし歯がないにもかかわらず冷たいものを口に入れたときズキッとしみることがありませんか。これは歯肉が下がってセメント質が露出してしまい、それで刺激を感じるためです。これを知覚過敏というのです。治療法としては、露出したセメント質の知覚を鈍くするために、セメント質の部分に薬を塗る。セメント質の部分に対し特殊な電流で歯の質を強くする。 歯根の露出面をコーティングして刺激が伝わりにくくする。1回で完全に良くなることはないので何度か試してみて下さい。最終手段は神経を取ることですが、これは避けたいことです。
審美歯科Q&A
できるだけ多くの皆さんに出来る限り喜んで貰いたいので、利益を圧縮してこの価格で提供させて頂いております。
初回は私がカウンセリングを行い、患者様の御要望を的確に把握します。
2回目のカウンセリングは技工士が中心に行い、更に御要望のセラミック冠に近づける為、技工物が最終的に出来上がる前段階に来院して頂き、色、形、大きさ、フィット感、口腔内での調和がとれているか等、しっかりチェックして、更に改良を加えます。
よって手作りによる満足なものが出来上がります。ですから、当院ではカウンセリングは2回制を行っております。
ホワイトニングQ&A
むし歯がないにもかかわらず冷たいものを口に入れたときズキッとしみることがありませんか。これは歯肉が下がってセメント質が露出してしまい、それで刺激を感じるためです。これを知覚過敏というのです。治療法としては、露出したセメント質の知覚を鈍くするために、セメント質の部分に薬を塗る。セメント質の部分に対し特殊な電流で歯の質を強くする。 歯根の露出面をコーティングして刺激が伝わりにくくする。1回で完全に良くなることはないので何度か試してみて下さい。最終手段は神経を取ることですが、これは避けたいことです。
ホワイトニングのメリットは歯を削らない、麻酔をしない、痛くない、という点ですが実は途中で歯がしみることがあります。知覚過敏と言われて一時的なものですが、歯に深い詰め物があったり目に見えないひびがあれば高い確率で知覚過敏が起こります。しかし一過性なことで2~3日で治りますので心配要りません。知覚過敏にはフッ素クリームが効果的ですので覚えておいてください。
ホワイトニングはホームでもオフィースでも必ずある一定の後戻りをします。頑張ってホワイトニングを受けたあなたの歯の白さは一生はもちません。その白さをなるべく長時間キープするためには3ヶ月や6ヶ月に一度の簡単なホームホワイトニングの追加や短時間のレーザーホワイトニングの追加が良いと思います。
小さい時に飲んだ薬(テトラサイクリン系)の影響で歯が茶色く変色している方は歯の色で深刻に悩んでいる方が多いです。ホワイトニングを希望されて来院されますが歯のホワイトンニングには適応症があって、白くできる限界もあります。あなたの歯の色はホワイトニングが本当に適しているのか十分なカウンセリングが必要です。ホワイトニングが適応でなくても他の治療法があります。その時は、審美治療が良いと思われます。
ホワイトニングは歯を削らない、麻酔をしない、痛くない、という多くのメリットがある治療法ですが時々自分の歯がホワイトニングを受けると真っ白いお皿のような色になると思い込んでいる方がいます。ホワイトニングで得られる歯の白さはあくまでその方の歯の色合いから徐々に白くなりますので真っ白にはならない方も多いです。どのくらい白くなるかは個人差があります。一般的には若年者はかなり白くなることがあります。
一般的に3年は効果が持続しますし、もとの色に戻ってしまうことはまれです。漂白効果の持続は飲食、喫煙や歯磨きの仕方等によって違いがあります。また、少し再着色が気になりはじめた時は、ジェル1本~2本程度でホワイトニングの状態を保てます。ホワイトニング用トレーを保管して頂いておくと、ジェル代程度のみの費用なので安価です。
白くなるのは歯のみで、詰め物やかぶせもの白くはなりません。ホワイトニング終了後、新しい色に合わせるため、再治療が必要になることがあります。
適正な使用のもとでは、歯及び人体に悪影響はありません。しかし、一時的に冷たいものや熱いものが歯にしみる(知覚過敏)や、ジェルをつけすぎた場合には歯ぐきに炎症を起こすことがあります。2~3日で治りますの御安心下さい。
現在ホワイトニングに使用する薬剤は、過酸化水素もしくは過酸化尿素といって、過酸化水素を弱酸性に調整したものです。
3%の過酸化水素はオキシドールとも呼ばれ、口腔内の殺菌消毒用に使用されます。
過酸化水素、過酸化尿素とも米国食品医薬品局
US Food and Drug Administration(FDA)において、歯のホワイトニング用ではありませんが、口腔内殺菌剤としての安全が保証されています。
日本では各歯学部、歯科大学の研究室でもホワイトニング剤についての研究が行なわれており、昭和大学の歯学部をはじめ九州大学、愛知学院大学、新潟大学など多くの歯科研究室では論文も多数出されていますが、歯のホワイトニング剤の安全性が保証されているのです。
歯周病Q&A
歯を支える歯ぐき・顎の骨に起こる病気です。歯の支えが破壊される病気ですので、かなり進行すると歯がグラグラしてきてついには抜けてしまう事もあるのです。
歯と歯の間や、歯と歯ぐきの間に食べかすが残っているとそれを栄養源として細菌が増殖し、歯垢(プラーク)という細菌の塊がべっとりと歯の表面に付着します。細菌たちは毒素を出し、歯ぐきや顎の骨を破壊していき、 歯周ポケットという溝を作っていきます。進行すれば歯周ポケットが深くなり膿が混じった血が出て口臭の原因ともなるのです。
歯石は、歯周病菌が増殖していくための足場となるため除去する必要がありますが、歯ブラシでは取れません。歯科医院専用の機械で6ヶ月~1年毎に歯石を除去していけば、歯周病になる確率はかなり低くなります。
タバコを吸うと歯ぐきの血流が低下し、歯ぐき自身が線維化していきます。ニコチンの悪影響もあり、喫煙によって歯ぐきはダメージを受けるのです。このダメージが蓄積されていき、気がついた時には重症の歯周病を発症していることが多々あります。喫煙者は非喫煙者の何倍も歯周病になりやすいので、歯で困らないようにするためには必ず禁煙してください。
なお、受動喫煙でも歯ぐきに影響が出ますので、お家の方にも禁煙を勧めて欲しいと思います。
気付かない人が殆んどです。幸い歯周病は予防することができますし、発見が早いと治療も簡単で早く良くなり易いです。
次の事を日頃から御自身でチェックしてみましょう。
・歯ぐきが腫れて赤くなっている
・歯ぐきから出血がある
・常に口臭がある
・歯と歯の間に隙間ができてきた
・歯ぐきがやせて歯の根っこが見えてきた
・歯がグラグラしてくる
・歯ぐきがどことなく痛い
人間のからだは血液・リンパ腺・神経などによってすべての器官が連絡しあっています。歯科の2大疾患であるむし歯と歯周病は、細菌感染症なので、その細菌が全身に影響を及ぼして、(病巣感染といいます)心臓病や糖尿病、胃腸障害など、循環器や消化器系の病気の発症や進行に重大な影響を与えることがわかってきました。歯周病が口の中だけでなく生命の危険につながる事もありますし、全身の健康に影響が有ることも事実です。
小児歯科Q&A
歯並びに支障をきたす事も多くあり、また生えてきた永久歯のお手入れも充分にできないので虫歯のリスクが高くなります。
昔は保護者の方が多く抜いていましたが、この時期は虫歯のリスクが人間の一生のうちで特に高い時期なのですぐに受診されることをおすすめします。
「シーラント」と呼ばれるものです。6歳臼歯(第1大臼歯)は6歳頃に生えてくる永久歯です。食事をする時に一番使用するこの歯は、歯ブラシが届きにくいために、汚れがたまり虫歯になることが多く、最も寿命の短い永久歯の1つでもあります。
子供の6歳臼歯の歯の溝はとても深く、虫歯の始まりはこの溝からが一番多いのです。そこでこの溝をフッ素を配合した樹脂で埋めることで浅くして、虫歯になりにくくする処置があります。これが「シーラント」と呼ばれるものです。6歳臼歯のみならず、他の永久歯(第2大臼歯など)や乳歯の奥歯(第1乳臼歯、第2乳臼歯)にも有効な健康保険適応の虫歯予防処置です。削らず出来る簡単な治療です。
お子さんの歯が初めて萌出してくる時から可能です。
萌出(ほうしゅつ)
歯が歯肉を破って歯が出ることをいいます。 乳歯は個人差がありますが、大体生後6ヶ月くらいに萌出が始まります。
予防歯科Q&A
フッ素には歯を強くする作用があるので虫歯の予防には効果的ですが、虫歯にならない魔法の薬ではありません。虫歯を予防するためには、毎日の歯磨きをしっかりと行なうことが最も重要です。
なお、フッ素の効果は4~6ヶ月持続すると言われていますので、1年に2~3回塗布するのが理想的です。乳歯や生えたばかりの永久歯には特に大きな効果が期待できます。
キシリトールは、多くの野菜や果実に含まれている天然の甘味料で、砂糖と同じくらいの甘さがあります。カロリーは砂糖の1/5ほどで、血糖値に影響をあたえない為、以前より糖尿病の患者さん向けに医療品原材料として使われております。砂糖等の糖分と違い、口の中で「むし歯菌」に代謝されず、菌は歯を溶かす“酸”をつくれません。“酸”ができにくくなると、むし歯菌の住みかである「プラーク」は歯磨きすると落ちやすくなります。また、むし歯菌の発育を抑えたり、エナメル質の再活性化にも効果があると言われています。ちなみにキシリトールは白樺に含まれているのですよ。
マウスピース矯正Q&A
長ければ長い方が十分作用しますので、一般的、理想的には1日20時間くらいが好ましいでしょう。
DENマウスピースの場合は1日8時間、就寝中に装着して頂くのがお勧めです。
最初のころは、少し不慣れですのでしゃべりにくいですが、装置の厚みが0.5mmと薄いものなので、次第に慣れていきますので、ご安心ください。
軽度の歯列不正の方は、4~5回のマウスピースの交換で終了しますので2~3か月くらいです。
やや軽度の重い方で10回くらいのマウスピースの交換が必要ですので半年くらいです。
一般的には6~7回といったところです。
痛みは非常に出にくいですが、最初の頃は装置によって異物感、違和感(圧迫感)が半日~終日あると思います。
はい、使い捨てです。歯が動きますので、2週間ごとに型を採り新しいマウスピースに切り替えていきます。
又、マウスピースの内面にホワイトニング剤を入れて歯を白くするホワイトニングと同時に進行が可能という得策も備えています。
カウンセリングは無料です。基本料金として22万円(税込)を申し受けます。
※初回のマウスピース制作料込み/2ステップ目よりステップごとに1万円(税込)のマウスピース代を別途申し受けます。
その後治療に入りますが、症例・状態によってマウスピースの調整ステップが変わってきますので、使用したマウスピースの個数分の費用がプラスアルファでかかってきます。
インプラントQ&A
簡単な麻酔を行いますので、ほとんど痛みはありません。治療時間は、30~120分。治療期間は4~12ヶ月かかります。いずれもインプラントの種類や治療内容によって異なります。
残念ですが、今のところ自費診療扱いとなっています。なお、インプラントの本数・種類によって費用は異なりますので、ご相談下さい。
心臓病や糖尿病などの持病がある人や、妊娠中の人等は受けられない場合があります。また、あごの骨の状態によっても受けられない場合があります。
インプラントそのものは歯ぐきとなじみが良く、腐食しにくいチタンで出来ています。インプラントを出来るだけ長持ちさせるためには、自分の歯と同じような手入れが必要です。ブラッシングはもちろん、歯肉の健康状態や正しい噛み合わせのチェックをするために、半年に一度は定期健診を受けて下さい。