●口腔外科●


$O!親知らずの抜歯
親知らずは一番最後に生えるため、生える場所が残されておりません。骨の中に埋まったまま出てこなかったり、横や斜めに生えてきたりして今日では完全な形で生えてくる人は稀です。

誰しもなるべく歯は抜きたくないと願います。しかし、この親知らずが原因で、周りの歯や歯肉を細菌にさらされているのでしたら、抜歯しなければなりません。奥歯が痛んだり、腫れたことのある方は気をつけましょう。また自覚症状がなくても、レントゲンを撮って詳しく調べてみると危険な状態になっていることもあります。

$O!歯の再植
外傷などにより、歯が抜け落ちてしまった場合は以下の条件により再植が可能です。
抜け落ちた歯が助かるための条件
■脱落してから再植されるまでの時間
脱落後の時間は30分以内であれば、成功率が高いと言われているため、できるだけ早く歯科医院へ駆け込みましょう。

■抜けた歯の状態
抜けた歯は清潔にして、直ちにもとの歯ぐきの中に戻すことができれば戻して受診しましょう。それができない場合は口の中に含んだままか、水分(生理的食塩水や牛乳があればなお良い)にひたし、乾燥させないようにして受診しましょう。

$O!顎関節症
最近、顎の関節の不快症状を訴える方が多くなってきました。顎を動かすと”カクカク”不快な音がするとか、痛くて口が開け辛いといった症状などです。この症状は顎だけでなく、肩こりや腕・指がしびれたり、偏頭痛を伴ったりもします。顎関節症は広範囲にわたり、軽い症状から耐えらなれないような重い症状まで個人差もかなり強いのも特徴です。

顎関節症に罹る原因として、いろいろ考えられますが、上下の歯の噛み合わせの異状による場合が多いようです。噛み合わせが悪いと下の顎が横にずれ、関節頭が正しい場所に位置しなくなり、関節部の構造が変化し症状をおこすといわれています。また精神的な緊張やストレスが顎の周りの筋肉に無理な負担をかけることも原因の一つと考えられています。

治療はレントゲンや噛み合わせや歯軋りによる歯の磨耗、修復物による噛み合わせの不良などを検査します。その結果から、正しい噛み合わせになるよう調整したり、スプリントという入れ歯に近いものを装着して顎が正常な位置に戻るよう誘導します。

全身にまで影響するような顎関節症では、内科、整形外科、神経科医と連携しながら治療しなければなりません。



診療案内に戻る

$FEメニューに戻る

$G)0568-25-2000
$Fnえきまえ歯科